XenServerのI/Oパフォーマンス

諸般の事情により、XenServer 5.5にeSATA(Si3132)経由でIntel X25-Mをつないだので、ついでにベンチマーク。データベース系の用途ということで、例によって randombench -b 16 -c 1 -f 102400。

  実機(旧) XenServer(DomU) ← (16並列)
Read (MB/sec) 38.0 32.4 42.2
Write (MB/sec, hdparm -W 0) 11.2 11.2 10.8

「16並列」と書いてあるのは、XenServer 5.5付属のドライバだとNCQが有効になるので並列度16でベンチマークをとってみたもの。旧環境はNCQ対応してなかった。

そこそこ使い込んでフラグメンテーションが進んでいることを考えると「小サイズのランダムアクセスが多いデータベース用途なら、仮想化による Disk I/O性能の低下はない」と言っていいのかな。予想された結果だけど。

参考: Kazuho at Work: Benchmarking SSD for MySQL

18:38追記: 上記測定は sm-config:type=raw (LVM の論理ボリュームをそのまま DomU のブロックデバイスとして扱う形式) で行いました (参考: http://forums.citrix.com/message.jspa?messageID=1411550)