海外のクラウド環境と国内のVPSを比較検討してみた

Amazon EC2Rackspace Cloud Servers を色々調べていて分かったこと。

国内の比較対象は、仕事や個人で使っている WebARENA SuitePROCPI VPS スケーラブルプラン

まず、価格について。国内の VPS は、転送量に関わらず価格が一定なのに対して、EC2 や Cloud Servers は、サーバ代金の他に、従量制のネットワーク使用量がかかる。なので、運用するサービスによっては、海外勢の方が割高になる *1。一方、通信量が少ない場合は、割安。

では、海外のクラウド環境でしか得られないサービスとは何なのか。

  • L3 ロードバランシング
  • サーバレンタルが月単位か1時間単位か*2
  • 借りた仮想サーバ間の通信を前提としているか

の3点っぽい。逆に言うと、これらの機能を必要としないなら、国内 VPS でいい。

3点目は、国内の VPS サービスでももちろん可能なので、あえて触れる必要もないのかもしれないけど、VPS 単位の転送量で警告が上がって注意メールが来たりするとイヤだなーと。

まとめ:国内のベンダーさんにも、上記3点をサポートしてくれれば、(国内向けのサービスを預けるのに) ネットワーク的にも遠い海外のサービス使う理由なんかなくなるのに、と思った。サーバを借りる、という点で、他に比較検討すべきポイントがあれば、教えてください。

*1:少なくとも、Japanizeの場合はそう

*2:API を用いたデプロイとかは、この点に付随する要素