30秒でわかるオープンソースライセンスまとめ

「よくわかるFOSSライセンスまとめなんてないよねー」と煽られたので3分で書く。

オープンソースライセンスは、以下の3種類に大別される。

代表的なライセンス 改変部分のソースコードの開示が必要 リンクして使う、他のソフトウェアのソースコード開示が必要
GPL (コピーレフト型)
LGPL /MPL (準コピーレフト型) ×
BSDL / MITL (非コピーレフト型) × ×

自作のソフトウェアをオープンソースで公開する場合、

とするのが無難。非コピーレフト型はMITLのほうがBSDLよりも明確だと言われることが多い(そしてどちらを選んでも問題ない)。

※表の出典は OSS ライセンスの比較および利用動向ならびに係争に関する調査

より詳しく知りたい方へ:

ライセンスの解釈については、専門家による解説を参照することをおすすめします*1

ネット上にある参考文献として僕が参考にしているのは、上記調査報告書の他、OSI*2の顧問弁護士だったRosen氏による下記文献です。日本語訳もネットで公開されててすばらしい。

*1:ライセンスの運用実態について詳しそうなエンジニアに聞くというのは良い選択肢だと思います

*2:オープンソース」の定義を管理している団体