Mac OS X のドライバ色々書いた感想

年をはさんで Mac OS X のドライバをいろいろ書いたりいじったりしたわけですが、感想。

  • イベントドライバをマルチスレッドで書けるのは、とても楽
    • while ループで待ち受けとか
  • IODelay (IOKit 内の sleep) はビジーループってことになってるけど、他スレッドが走行してるような
    • それ自体はいいこと
  • レジューム処理とか、全ドライバの復帰用スレッドが同時に立ち上がるのが面白かった
  • ドライバも仮想メモリ空間で動作
    • DMA する際とか明示的にアドレス変換が必要
    • TLB cache のクリアコストとかどういう風に設計してるのか
  • OS 内のオープンソース化されてる部分とされてない部分が思ってた以上にパッチワーク状態
  • safe mode がないので、テスト環境は復活用 USB メモリとか必須